昔教会に通ってた自分には良くわかる
性への罪悪感や嫌悪感が植え付けられ、それ故に相手にも同じような貞操を求める
相手がそうでなかった時、酷くショックを受け自分では抱え切れず、意識的に性的に自分を満た…
音楽使いが独特。サンプリング的でありながら、最後の教会のシーンは意図的にシニカルな使い方で、その陽性が本作の根本にある空虚さに繋がっていると思う。
スコセッシが好きであることを公言しているフェリーニ…
貞操で悩む青年の話。
こんな書き方をすると古臭い話と思われてしまうが、これは普遍的な話だ。いまだに、男が大っぴらに性への遍歴を語れば誰もが聞き流すが。女が性への遍歴を語れば角がたつことが予想さ…
アマプラのレンタルセールで鑑賞。初見。最近作品の存在自体を知ったスコセッシの実質的長編デビュー作。スコセッシ作品は8割程度は見ているが、未見のものを、可能な範囲でしばらく追っかけてみようと予定してい…
>>続きを読むスコセッシのデビュー作にしてスコセッシ節が詰まってる!
ホモソーシャル空間とそれを冷ややかに見る視点、ここから抜け出したいという葛藤、キリスト教的罪の意識。
ハーヴェイカイテルがキモくて良い。
ミー…
初監督作はその監督の全てが詰まっていると言われているが、スコセッシの監督デビュー作は突発的な暴力、ホモソ空間での会話、捲し立て罵り合い、キリスト教、そして母親の手料理と今と変わらないスコセッシ節に感…
>>続きを読む変な映画だったな…。パンを切るお母さんの映像に合わないカンカンした音楽の始まり方とか、やけに長い出会いのジョン・ウェインの映画についての会話シーンとか、主にベッドシーンの異様なクロースアップとか、実…
>>続きを読むスコセッシマラソン一作目。
都会に生きるチンピラ風若者の生活を切り取ったストーリー
エピキュリアン的な生き方と、都合の良い道徳が同居してる主人公像が非常に都会的に思えた。
ラストシーンでは都合の良…