同じカットの重複や矢継ぎ早に切り替わるクローズアップのショットで、人物像を理解する余裕もなくハーヴェイ・カイテル演じる主人公に釘付けにされる。
スコセッシはこの映画の発展形を撮り続けている。
202…
巨匠マーティン・スコセッシ監督の、
記念すべき長編デビュー作。
暴力に酒にギャンブルに、
彼らしい尖った描写が軽快に続く。
描きたいことがまだ定まっていないのか、
荒削りな仕上がりが逆に面白い。…
このレビューはネタバレを含みます
・冒頭、パンを作って子供達に与える
・男女の出会い、映画話
・3人組、金を取る、山登り
・笑いながら銃で遊ぶ男たち
・部屋の中央に一つのベッド、代わる代わる女と寝る
・彼女の告白、車内で受ける暴力…
【小沢健二の曲とは何の関係もない作品】
コッポラの貴族趣味と比べ、スコセッシの映画は如何にも低賃金、低所得といった貧乏臭いムードが堪らない。やはりニューヨークのリトル・イタリー地区出身という体質が…
マーティン・スコセッシのデビュー作はキリスト教の背徳感をテーマにしたと思うのだが、宗教とは無縁なのでよく理解できなかった。 JRがなぜ彼女が襲われたのを気にしたのかも理解に苦しむ。 許すという男と結…
>>続きを読むこれはすごいかもしれない。
ハーヴェイ・カイテル演じる主人公も、馬鹿騒ぎするイタリア系男たちもほんとにほんとに大っ嫌いだけど、
とにかく残る。
ゴダールみたいな間のとり方とかシーンの切り返しがあった…