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警視庁物語 魔の最終列車のcatmanのレビュー・感想・評価

警視庁物語 魔の最終列車(1956年製作の映画)
4.0
1956年公開のシリーズ第2作。その後に確立されるセミドキュメンタリータッチは1作目よりは控えめで、特にキャラが強めの刑事・南原宏治が潜入捜査で活躍する終盤の展開は普通っぽくて本シリーズならではの乾いたリアリティという持ち味が出ているとは言い難い。ロケ地も割と限定的でその辺もちょっと物足りない。と言っても十分面白いんですけどね。
銃弾の刻印とライフルマークから凶器はスペイン製32口径ゲルニカ銃だと分析するシーンとか鑑識の地道な作業がフィーチャーされる序盤はやっぱりワクワクする。60分。
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