Arbuth

ストリート・オーケストラのArbuthのレビュー・感想・評価

ストリート・オーケストラ(2015年製作の映画)
3.2
最近色々忙しくて気づいたら1か月以上フィルマ放置してた。映画も全然観れてない。もうかなり忘れてるけど、少しずつ過去のレビューを書き上げていこう。


正直言うと、映画のクオリティとしてはそんなにハマらなかった(場面の繋ぎや人物の掘り下げが少しアッサリしすぎて説明不足に感じたり)んだけど、ファベーラで生きる若者たちの貧困と犯罪、警察に対する不信なんかの描き方が(逆にアッサリした感じがリアルで)良かった。
最後、一応ハッピーエンドだけど、現実的には何も解決していない。むしろこれからについて思いを巡らせられる。良いラストだったと思う。

あとやっぱり音楽と成長をテーマにした映画は良いな。好きだ。


余談だけどタイトルについて。ポルトガル語の原題は『私達が一緒に学ぶ全てのこと』、英題は『バイオリン教師』、邦題は『ストリート・オーケストラ』やっぱり邦題は説明的、原題は抽象的。 
個人的には弦楽器だけで「オーケストラ」って呼ぶのはちょっと違和感あったけど、『ストリート・ストリングス』だとちょっと分かりにくいしな。
Arbuth

Arbuth