Tai

ストリート・オーケストラのTaiのレビュー・感想・評価

ストリート・オーケストラ(2015年製作の映画)
3.4
世界の至る所で起きている、解決しなければならない問題の1つ。
しっかりと形にされていました。

音楽がテーマにある作品はどれも明るいイメージがありますが、音楽はあくまで掴みであり、内容はもっと社会派だった気がします。
日本では身近に感じることはできませんが、スラム街という存在はあまりにも闇が広く深い。
「私の母親は子供の数も分からない!」と怒り叫んでいる少女の言葉がいやに印象的でした。

目標や目的を持つことの大切さ。
それが生き甲斐となる尊さ。
音楽で全てが良くなる訳ではないけれど、より良い世界を作る要素の1つであると強く感じさせてくれる作品でした。
Tai

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