NoAceJustYou

ディテンションのNoAceJustYouのネタバレレビュー・内容・結末

ディテンション(2006年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

2024/01/16鑑賞。14点。
ドミニク・パーセル主演作じゃなかったらブチ切れてた。
ところどころJホラーの影響を受けた演出があったり、80年代の悪ノリホラーっぽさがあったり・・しっちゃかめっちゃかで、怖がらせる気はほぼない作品。

〈あらすじ・ネタバレあり〉
亡くなった友人・デヴィンの葬儀に参列するため、ハリス(演. ドミニク・パーセル)たち大学時代の友人たちが集まる。

ハリスは、大学時代イイ感じの仲だったキラと葬儀には現れなかったシドと3人で夜の墓地に侵入。
シャンパンを飲みながら弔うが、悪ノリしたシドが「死者よ踊れ」と書かれた差出人不明の手紙が墓の上に置いてあるのを見つけ、読み上げながら踊り出す。

それから少しして、ハリスの家の中では怪奇現象が起きるようになる。電気がつかなくなったり、ピアノがひとりでに音を奏でたり・・・妻・アリソンに頼まれて監視カメラをつけるものの不審なものや不審者は映っていない。

ハリスが既婚者になってからもキラがつきまとっていた時期があるため、今回も彼女の仕業だと疑うアリソン。
ハリスとアリソンは話をするため一緒にキラの家に向かうが、彼女の家の中は荒らされていた。キラの全身には歯形があり、病院で検査したところ性的暴行の痕跡もあった・・・。

墓地で夜を明かしたハリスとキラの周囲で異変が起きたことから、ハリスはシドにも連絡をとる。
シドの周りでも怪奇現象が起きており、彼は超常現象研究科のヴィンセントとその助手・カルペッパーに助けを求めていた。

ヴィンセントによると、"シドが読んだ手紙には悪魔教の教えが記載されており、墓の上で踊ったことが怪奇現象の原因。怪奇現象を起こしているのは3体の悪霊で、悪霊たちは最初の満月から次の満月の間まで行動できるらしい。最初の満月はもう出てしまったので、次の満月の日が訪れるまでに事態を解決しなければ全員の魂があの世に連れていかれる"とのこと。

ハリスたち3人が踊った墓の下には、家族を焼殺した少年・ファーバリー、不倫相手とその妻を斧で殺したピアノ教師・ウエストブルック、複数の女性を監禁・拷問・殺害した判事・ランガーが眠っていた。悪霊の正体は3人の亡き殺人鬼たちだった・・・。

キラは退院するとハリスとシドに合流。
殺人鬼3体の死体を墓から掘り返し、別の場所に全ての骨を埋めた後、ヴィンセントが儀式を行う。一時的に怪奇現象は止むが、力を増した悪霊たちの攻撃はさらに強くなる。

実は、霊の存在を証明したいカルペッパーが頭蓋骨を埋めていなかったため儀式は失敗しており、悪霊たちはまだ現世に残っていた。
キラは首を切り裂かれ、カルペッパーは斧で刺されて死亡。シドは焼殺され、ヴィンセントも大火傷を負う。

悪霊たちをあの世に送り返す儀式を完了させるべく、ハリスは先にアリソンを逃がすと、他の骨が埋まっている所に頭蓋骨を持って向かう。
しかし悪霊によってハリスは土の中に引き摺り込まれ、生き埋めになる。大火傷を負いながらも生き延びていたヴィンセントは頭蓋骨を骨の埋まっている所に埋め、儀式を完遂。
悪霊たちは再びあの世に送られ、ハリスはアリスとヴィンセントに引っ張られて生き埋め状態から解放される。

悪霊との戦いは終わるが、1人の墓掘り人が悪魔教の教えが書かれた手紙を墓の上に置く姿が写ってEND。
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