波乗りサンバ

ベルリンのリュミエールの波乗りサンバのレビュー・感想・評価

ベルリンのリュミエール(1995年製作の映画)
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愛に溢れた映画だ。
始終コミカルで愛らしい。
リュミエール兄弟がシネマリトグラフを発表する前にたくさんの人が動く写真に挑戦していたようで、ただその存在は忘れ去られている。
昔のトーキー映画用のカメラを用いた過去の再現映像に、現代の実際のインタビュー、過去と現代が入り混じっていく感じ、すごく良い。
学生との共同制作ということで、ヴィム・ヴェンダースの、映画という発明を後世にも残していきたいという意志を感じた。
邦題はなぜ『ベルリンのリュミエール』にしたのか。『スクラダノウスキー兄弟』で良かったのに。