【アネット・ベニングがやや老けたかな】
(以下は、2007年3月に書いたレビューです。)
英国から日本に向かう飛行機の中で鑑賞。
アメリカでは原作がベストセラーになって日本でも邦訳が出ているようだが、この映画は今秋頃に日本公開予定だとか。
ライアン・マーフィ監督・脚本。
一家の息子の視点から、母があやしげな精神科医にかかって家族がめちゃくちゃになってしまう様を描いている。母役がアネット・ベニングで、彼女、『真実の瞬間』(1991年)に出ていた頃はきれいだったけれど、この映画ではかなり老けたなと思う。まあそれでも腐りかけの果実みたいな魅力もないではない、と言ったら失礼かな。
お話としては率直なところ面白みを感じなかった。