予想外に高評価で驚いている。
原作を読んでからの鑑賞だけれど、あの原作の腥さはなかなか映像で表現出来ないものなのかしら。
主人公がえらい小綺麗で個人的にそこで原作のイメージと随分異なってしまって残…
これは原作を愛しすぎたパターン。
掃き溜めにうごめく人々の、生ぐさく逞しい存在感は上手く描けていると思った。
新井浩文をもっとセクシーに使ってほしかったな、とは思います。
寺島しのぶと大楠道代はとて…
寺島しのぶを見て修行をしようと思い立ったのだが、この代表作が思った以上にしんどかった。
長ったらしい上に辛気くさくてかなわんわ。
「難解な映画」という言葉があるが、それは解を出すのが難いことを指す…
関西を舞台にした映画は好きなので鑑賞してみました。
全編に渡り、ジメジメ、ヌメヌメ、ドロ〜っとした恐ろしいまでに暗い映画。
さらに尺も長く、それだけに非常に窮屈感を感じる映画でしたが、でもタイト…
夢に挫折した文学青年と泥の様に生きる女の逃避行。監督の世界観が爆発してる作品。こういう作品は最後に男が強いのか、女が強いのかで印象の残り方が変わるよね。最後まで観て感じるのは、やられたなぁって。そん…
>>続きを読む車谷長吉の傑作小説の映画化ということで、お膳立ては揃っていたけれども、何ていうか、最高の食材をうまく調理しきれなかった印象。基本、原作を忠実に映画化している。では何が足りないのかというと、やはり語り…
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