原作は車谷長吉のワタクシ小説『赤目四十八瀧心中未遂』。大学入学以来、これに勝る出会いはない。
長吉は苦労をした人で、大学を出ると東京日本橋の広告代理店に勤め、2年半で辞めた。因業な会社だったらしい。…
アパートの一室でホルモンを下ごしらえする男。
奇特な面々が入れ替わり現れる。
その中の一人、美しい女性と親しくなり。。。
閉塞感に満ちた中、メタファーにあふれる物語が進む。
終盤、一転して山に出る…
尼崎市のボロアパート、東京から逃げてきた元作家、唯一の友が新解くん(手垢にまみれた付箋だらけの新国語解明辞書)、生きる希望は捨て暗いアパートの一室で黙々と串刺し肉の下ごしらえする日々。彫り物師の一家…
>>続きを読むよく分からん映画。のような😅。主人公の俳優さんは、決して演技上手いとは言えないが結構いろんな作品に出てますね。だんだん好きになってきたかも。 内田裕也、相変わらずメチャクチャ。 でもそこがまた良い。…
>>続きを読むこの映画にただよう異様な雰囲気は強烈であった。暗くじめじめしたアパートの一室で黙々と臓物を串に突き刺す主人公。そのぐちゅっという音が生々しい・・・。また、その部屋の隣からは人のうめき声が聞こえてきた…
>>続きを読む車谷長吉の原作も独特の世界観を持った傑作だが、本作は原作をほぼ忠実にえがきながら、それとはまったく異なったテイストに仕上がった秀作。
キャリア初期からその類まれなる才能を見せる寺島しのぶの熱演。
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