赤目四十八瀧心中未遂に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 2ページ目

「赤目四十八瀧心中未遂」に投稿された感想・評価

makochan

makochanの感想・評価

3.9
主人公たちよりじじばば共が最高

生島くんの陰キャラっぷりがリアルで痒くなる

原作は車谷長吉のワタクシ小説『赤目四十八瀧心中未遂』。大学入学以来、これに勝る出会いはない。
長吉は苦労をした人で、大学を出ると東京日本橋の広告代理店に勤め、2年半で辞めた。因業な会社だったらしい。…

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アパートの一室でホルモンを下ごしらえする男。
奇特な面々が入れ替わり現れる。
その中の一人、美しい女性と親しくなり。。。

閉塞感に満ちた中、メタファーにあふれる物語が進む。
終盤、一転して山に出る…

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尼崎市のボロアパート、東京から逃げてきた元作家、唯一の友が新解くん(手垢にまみれた付箋だらけの新国語解明辞書)、生きる希望は捨て暗いアパートの一室で黙々と串刺し肉の下ごしらえする日々。彫り物師の一家…

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たけだ

たけだの感想・評価

4.0
好きな小説の映画版。編集者が追っかけて来た時の主人公の話し方を観て、伊賀屋の人たちに対する辿々しい話し方は、主人公的には純心でいようとする心の現れなのかと思った。アヤちゃんはもっと若い印象だった。

よく分からん映画。のような😅。主人公の俳優さんは、決して演技上手いとは言えないが結構いろんな作品に出てますね。だんだん好きになってきたかも。 内田裕也、相変わらずメチャクチャ。 でもそこがまた良い。…

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観終えてから「2時間半何を観ていたのか」と考えながらとりあえず焼鳥食べた。千野秀一氏による音楽も不思議。
もっと意味不明な、憎悪が渦巻いても良かった気がするけど、見やすい作品に仕上がっていると思います。
ヴレア

ヴレアの感想・評価

3.4

この映画にただよう異様な雰囲気は強烈であった。暗くじめじめしたアパートの一室で黙々と臓物を串に突き刺す主人公。そのぐちゅっという音が生々しい・・・。また、その部屋の隣からは人のうめき声が聞こえてきた…

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車谷長吉の原作も独特の世界観を持った傑作だが、本作は原作をほぼ忠実にえがきながら、それとはまったく異なったテイストに仕上がった秀作。

キャリア初期からその類まれなる才能を見せる寺島しのぶの熱演。

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