ルネ

赤目四十八瀧心中未遂のルネのレビュー・感想・評価

赤目四十八瀧心中未遂(2003年製作の映画)
1.0
2003年公開。 監督は荒戸源次郎。 原作は車谷長吉の長編小説で、
直木賞受賞作品。

行き場を無くした男が尼崎に辿り着き、与えられた考えうる限り最高にボロいアパートで臓物を捌いて串に刺す仕事を始めるお話。

この作品で映画デビューした主役を演じる大西滝次郎が、邦画史上屈指の
大根役者で言葉を失った。 酷すぎる。 地上波で流す際はモザイクが必要。

相手役の寺島しのぶ(当時30歳)が「すごい美人」役なのも無理があると思う。誰か企画の段階で、勇気を出して止めてあげてほしい。 本人も辞退してよ。

内田裕也のセリフ棒読みっぷりもすごい。なんなんだ、この作品は。

上記内田裕也が演じるじいさんもそうだが、チンピラ的な男が気が小さい
主人公を恫喝して喜んでる描写が多くてウンザリした。 最低の人種だと思う。

登場人物たちの行動や感情も理解できないものが多いし、魅力的な人物も
いないので、観ていてつらかった。

面白さを見出すのが難しい作品。
ルネ

ルネ