デビッドチャン出演作の少林寺列伝でも描かれた少林寺炎上からの復興を描いた一本
少林寺列伝は炎上までを2時間で描いていたが、本作はその2倍ぐらいの内容を80分でやってしまっている笑


上記のようにとにかくトントン物事が進んでいく
なのでデビッドチャンが武当で修行するシーンなんか全く壁にぶつからず難なく習得してみせるし、デビッドチャンが集めた門下生のハンカーロらに至っては全く修行せず(裏ではしてるかもしれないけどそのようなシーンはない)ラストにまで至っている
なのでいっその事事彼らを削ってしまっても全然成り立つよなぁと思ってしまったりもした笑(江島の杖を奪う件とかいらないしね。でも彼らの出番を削ったら1時間切っちゃうか笑
ボスはお馴染み羅烈の白眉仙人なんだけども、彼の兄弟子から弱点を教えてもらっているので全く苦戦せず倒してしまっていて少林虎鶴拳のようなワクワク感がないのが残念


カンフーの内容もぶっちゃけあんまり良くはない
デビッドチャンvs将軍はなんかいきなりテンポアップしてて面白かったけど、それ以外は79年のカンフー映画にしてはちょっとまったりしすぎな感じは否めない(立ち回り自体はそこまで悪くはないけどアクションを詰め切れてないというか


面白くなりそうでなれなかった感のある一本
でもさくっと見れるのでそこはオススメ笑

デビット・チャンの少林寺ものであり、さらにロー・リエ演じるパイ・メイが見られるということで観た。

少林寺狩りをする朝廷から逃げ延びたデビット・チャンが、人々から寄付を集め、さらに達人と戦いながら弟子にし、朝廷の犬となっているパイ・メイと戦うという『七人の侍』的な要素を含めた作品である。

少林寺が燃やされるシーンはとてもリアルなミニチュア撮影で、最初、ホントに寺を建てて、燃やしたのかと思ったほどのクオリティ。もちろん小道具をたっぷり使ったカンフーアクションに、ショウブラ映画ならではの血みどろ残虐の描写もたっぷり。安定のおもしろさでおすすめ。

カンフー映画というよりかはコメディ映画？　ツッコミどころ満載でかなり笑える。さらに、主役の顔が「欧米か！」芸人の豆電球のほうに似ていて登場するたび吹き出してしまう始末！
ストーリーについてはこの手の映画にありがちなお約束の内容といった感じで特筆すべき点はないのですが、とにかく肝心のアクションシーンがさえない。リハーサル場面？と思ってしまった。特に主役が絡むシーンがマッタリモッタリ、動きやテンポがワンパターンで展開に乏しくロボットにやらせているみたい。場にそぐわない効果音だけが虚しく響き、学園祭の出し物のよう。肉屋と包丁研ぎの格闘シーンのほうがかっこよかった。
かなりＢ級臭が漂いますが、けっこう笑わせてもらったので、コメディ映画だと思えば普通におもしろかったです。