夢に挫折した文学青年と泥の様に生きる女の逃避行。監督の世界観が爆発してる作品。こういう作品は最後に男が強いのか、女が強いのかで印象の残り方が変わるよね。最後まで観て感じるのは、やられたなぁって。そん…
>>続きを読む原作未読。存在も知りません。
ジャケットの迦陵頻伽の刺青に惹かれて。
159分、さすがに長く感じたなぁ。
尼崎とか天王寺とか八木とか(ここが一番馴染み深い、一瞬しか出ぇへんけど)舞台が知ってるトコ…
陰惨とした四畳半のボロ屋敷。小切りの生肉を串で貫く作業。乾ききった身体の交わり。暗く光る脂汗。夏の赤目四十八瀧。全てが美しく、艶やかな色をしている。日本映画らしくない汚れた気品を感じられる、フィルム…
>>続きを読む車谷長吉の傑作小説の映画化ということで、お膳立ては揃っていたけれども、何ていうか、最高の食材をうまく調理しきれなかった印象。基本、原作を忠実に映画化している。では何が足りないのかというと、やはり語り…
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