このレビューはネタバレを含みます
to PETER ...
The One and only
Inspector C louseau.
「唯一の"クルーゾー警部"
ピーターに捧げる」
ピーター・セラーズの死後に作られた総集編とも言うべき作品。
セラーズの出演シーンは、過去作の未公開シーン("米に唄えば"のロングバージョンが観られてラッキー👍)や名シーンで編集されている。
【前半】
再び、巨大なピンクダイヤ"ピンクの豹"が盗まれた！捜査のためにロンドンへ向かったクルーゾー警部が行方不明になっちゃった|дﾟ)!!
【後半】
消えたクルーゾー警部の事件を追うニュースキャスターのジュヴェが、クルーゾー警部と所縁のある人たちに取材をしていく。
ドレフュスはもちろん、ケイトー、チャールズ(ファントム)とシモーヌ(クルーゾーの元妻)、フレンチ・マフィアのドーヴィエ等々が語る"クルーゾーとの思い出"。
皆さん「クルーゾーは生きている」と口を揃える(*T^T)
クルーゾーの父親が語る"クルーゾーの生い立ち"が興味深い。「この親にしてこの子あり」とか「子供の頃からこうだったのか」とか納得できちゃう(笑)
エンドロールは、過去作の名場面が堪能できる。
そう。
ピーター・セラーズによるクルーゾー警部は唯一無二。
本当に素晴らしい(*’ω’ﾉﾉﾞ☆ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
【特典ディスク】の内容。
①《製作秘話》
・監督自身のヒストリー
・ミリッシュ三兄弟(ハロルド&ウォルター&マーヴィン)
・パンサーの登場
・土壇場で撮影危機
・セラーズの起用
※セラーズはスタン・ローレルのファン！
・パンサー・スタイル＝長回し
・マンシーニによるテーマ曲
・『暗闇でドッキリ』秘話
・セラーズという男/物真似/訛り/悪戯/病気(心臓)/ビリー・ワイルダーとの確執/9年間のブランク/シリーズ再開/再婚/整形/持病悪化(ペースメーカー)/ボディダブル(ジョー・ダン)
・ピンク・パンサー・シリーズを"傑作"たらしめたのは、セラーズの才能+マンシーニの音楽+アニメのキャラクター+ブレイクの演出。
②《特別番組:ザッツ・パンサーテイメント》
・NG集
・撮影の様子
③《"ピンク・パンサー"キャラクター誕生の物語》
・オープニング・アニメで人気になったピンク・パンサーの秘密(笑)
④《カトゥーン・シアター》
・「ピンク騒動」を含む短編アニメ全6話
⑤《フォト・ギャラリー》
⑥《ピーター・セラーズ/ドキュメンタリー》
・映画作品に関わった人々の証言で構成されたドキュメンタリー
・TWAコマーシャル(3作品)
・TWAコマーシャルの撮影風景
