Shaw

不安が不安のShawのレビュー・感想・評価

不安が不安(1975年製作の映画)
3.9
不寛容で独善的な人間の中心に置かれ、その苦痛に苛まれる主人公。

『不安と魂』と同じ状況下に置かれたある女だが、今度は二人目の子供をお腹に控えた人妻を見つめる。

テレビ用映画ということでファスビンダーが100%本領発揮できないからか、やはり他作品に比べるとパンチがないし、終わり方もあっさりしているが、なかなかの良作。

リアリスティックな心理メロドラマ。
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