マーギット・カーステンゼン好きなので、今作では他作にないキャピキャピした彼女(といっても相当情緒不安定だが)が見られて最高。『ペトラ・フォン・カント』や他でもこの人は演技が上手い。バウアー氏(クルト…
>>続きを読む主婦の抱える形の見えない不安や孤独を描いたテレビ映画。
お酒や音楽、不倫などで不安を取り除こうとする姿が切ない。
特にお酒を飲みながらヘッドフォンで音楽を聴いて寛ぐシーンは屈指の名シーン。
ファ…
このレビューはネタバレを含みます
数学者である優しい夫と可愛い愛娘
何不自由ない満ち足りた日々を過ごすマーゴットだったが
出産を間近に控える彼女を襲う目眩。
意識が朦朧とする彼女の異変に気付かない夫と娘の存在
悶々とする中、家族の助…
このレビューはネタバレを含みます
2019.3.20 DVD #66
一見穏やかな家庭の主婦が「ある不安」に苛まれて、奇行が徐々に目立ってくる(この不安は画面が揺らめく「主観」として画面処理されている)。
最初は、娘に対して声を…
非常に散漫な展開。産後鬱なのか統合失調症なのかそれはさておき、二日連続でケーキを作ると言いだしたり、プールでひたすら泳いでいたり、ヘッドフォンで外界を遮断し音楽を聴きだしたり、あげればキリがないのだ…
>>続きを読むテレビ映画作品にて劇場公開作に比べるとどぎつい表現はほとんど出て来ないけれども、しかしファスビンダー的ニューロティックさが溢れ出る。大体、この人の撮る映画に出て来る人々は、極めて普通に振る舞っていて…
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