戦争により荒廃した近未来の廃墟を舞台に、一人の男とそこにとり残されたロボットとの交流を描いた作品。
構成として、ほしのゆめみ(ロボット)と屑屋(主人公)との交流シーンと地下集落に住む星の人と三人の子供のシーンに分かれます。物語の中心がほしのゆめみとのプラネタリウムについてで、こちらの方に注力されています。
アニメーションとしてはキャラクターデザインも古く、前時代的な感じはしましたが製作は2016年とのことなので、そこまでは古くはない。物語的に動くよりは魅せるシーンが多いのですが、弱かったかなと。
未来である地下集落でのお話は、無理やりアフターストーリーとして作成された感じが強く、良くも悪くも杜撰となっています。
感動が売りなようですが、心にそこまで響かなかったのが残念に思います。