とびん

planetarian 星の人のとびんのネタバレレビュー・内容・結末

planetarian 星の人(2016年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

荒廃した世界でアンドロイドと出会い、恋をする話。
テレビアニメで見たかったなぁ。映画だと味が薄くなった気がした。
青年期の星の人とアンドロイドの奇妙な友情も、サッパリとしているので悪い意味でテンポ感がいい。テンポ感がいいというより、気持ちが飛んでいるような気もした。
演出もわかりにくいというか、惹かれない演出が多かった。そのため、グダっていると感じている部分が多い。
最期の感動シーンは、言葉が多すぎてむしろ感動が薄れた。
言葉を重ねすぎると、冷めちゃうよなぁ。
アンドロイドの概念によるかもしれないが、機械なのに感情的すぎるように見えた。
天国の話をするのはいいが、「そういえば~」とふと昨日のことを思い出して話し始めるのって、人ならではのような気もする。何かに関連づけて答えるならともかく、なんの脈絡もなく昨日言いそびれたことをアンドロイドが話すって言うのは違和感を覚えた。
星を題材にするのはロマンがあって、とても美しかった。が、なぜ集落の村長が星の人を尊敬するのかがわからなかった。
なにか噂でも流れていたのか。
でも星っていいよね。わかる。
とびん

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