りょーこ

邪神バスターズのりょーこのレビュー・感想・評価

邪神バスターズ(2010年製作の映画)
2.0
B級コメディホラー。
パッケージの「2010スラムダンス映画祭で大絶賛」を「スラムダンク」と読み違えた時点で止めるべきでした(笑)

コメディともホラーとも言い難い、中途半端な映画。



邪神クトゥルフの墓所を開こうと、クトゥルフ教団がレリック(遺物)の片割れを発見。
もう1つの片割れを捜し求めている。
それを阻止する協議会が片割れを所持、ラブクリフの子孫に託す事に。

が、その子孫ジェフは冴えないサラリーマン。
何がなんだかさっぱり解らないまま、託されたレリックを持ち、ラブクリフオタクの友人達と奮闘するのだが…



ん~…主人公、冴えない奴は最後「お、こいつなかなか」と思えるように成長しないとなぁ。。
使えないダメ男で終わってしまい、好感持てず残念。

その他キャストも、いまいち垢抜けないまま怪我して戦線離脱したり、悪役は微妙な被り物とTシャツだし、全体的にダサい。

キャラもストーリーもコメディになりきれず中途半端な作品でした。

クトゥルフ神話を解説するアニメシーンはなかなか良かったけど♪
というか全編あれでいいんじゃないか…?

最初、オタク同士で盛り上がってるのは微笑ましかったけど、段々ペースダウンしてしまったのも残念。
あの盛り上がりのまま、ハイテンションで知らぬ間に世界を救ってた~とやって欲しかったw

知る人ぞ知る『クトゥルフ神話』ですが、作り手が上手ければもっと良い作品になったハズ。
もったいない。。。
りょーこ

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