このレビューはネタバレを含みます
超駄作ホラー映画、でもなぜかカルト的人気を博したという「トロル2」、観たくなりました。
この「トロル2」に出演した歯医者の俳優ジョージ・ハーディーを中心に「トロル2」製作から20年後を追ったドキュメンタリー。
20年後になぜか超人気になり出演者達も有頂天に。でも他国のイベントでは全くうけず、現実を見るというドキュメンタリーなのにちゃんとオチ的要素もある映画になってます。
イタリア人のクラウディオ・フラガッソ監督が英語があまりできないのに英語の作品を作る、まずここがおかしい。役者がダイコンでもわからないはずですよね。
脚本の意味がわからず困惑する役者達がみんなで「どういう意味?」と話し合ったというのも面白かった。
終盤でジョージ・ハーディーが、「俳優になるのが夢だったが、今の安定した歯医者の仕事、素敵な4人の従業員もおり元妻とも良好。このシンプルな生活が気に入っている」というシーン、華やかな生活をしなくても人は充分幸せなんだと感じさせてくれました。
それにしても、これからフラガッソ監督が作る映画「トロル2 パート2」って・・・。