ジョン・ウー映画。
かつてテレビで夜9時くらいから毎日何処かのチャンネルで映画をやってるという洋画鑑賞黄金時代があった。
その頃、こういう「じゃない方の映画」みたいな作品を結構やっていた。
これは、フェイスオフじゃない方、ブロークンアローじゃない方、男たちの挽歌じゃない方、そしてM:i-2じゃない方の、ジョン・ウー映画だ。
しかし映像美はさすがジョン・ウー、全編に渡りこだわって描写される白と黒のコントラストが美しい。
思うに、ジョン・ウーの映画って高画素高画質みたいな環境より、14インチのブラウン管テレビで見る左右トリミングされた映像みたいな環境で力を発揮するような気がする。
大味だが力強い、そんな感じだ。