ジョン・ウーがハリウッドでの成功後に撮らされたというテレビ用のアクション映画、、って代物ではあるものの、
メチャクチャオモロイ傑作でしたこれ。
ドラマ部分でもアクション部分でも、こりゃジョン・ウーだってのがすぐにわかる映像、、最高。
個人的にジョン・ウーは、デ・パルマと共に 絶対ハズレが無い最強映画監督。
今回も見事メチャ好みな、ジョン・ウー印だらけの仕上がりっっ。
まず、アクションが神がかりに良いっっ。テレビ用とは思えない。劇場用に作らなかったのが勿体ないと思う笑
ちゃんと主演はドルフ・ラングレンという、カッコイイ兄さんが演じてるので 二丁拳銃などの ジョン・ウーお決まりな 踊るガン・アクションのムーブは完璧にキマってる笑
特典映像のなかでドルフ・ラングレンが「ジョン・ウーは俳優をカッコよく撮ってくれる」って言ってたけど、まさにその通りで香港での黄金時代に作った映画の主人公にも負けないぐらいカッコイイ笑
ジョン・ウー作品の主人公はみんなカッコイイ、、
それに、遠慮無く爆破だってやり放題。特に、ラングレンの数センチ後ろでの豪邸大爆破、からのトランポリンジャンプするガンアクションは笑い声が出るほど最高、、!!
ドラマも、ジョン・ウー大好物の人情溢れるストーリーが挟み込まれてて、とても楽しそうに撮ってるのが映像越しに伝わってきたし、普通にオモロイ。
唐突の謎なダンスシーン(一応説明はつくが、、笑)も、ミュージカル好きだというジョン・ウーらしさ丸出しで、笑いをこらえきれなかった笑
サイコな悪役も、テレビ映画とは思えないぐらいに作り込まれてる気がした笑
きっと演出のおかげもあるんだろうけど、こちらもまた悪役の中の悪役なぐらい良かったな。
マジでテレビ映画ってのが勿体ない、、笑 dvdもケースがcdサイズの時代以来、再制作されてないしっ、、
不遇かつ忘れ去られた、ジョン・ウー製 傑作アクション、でした。