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ジプシーのときのTSのレビュー・感想・評価

ジプシーのとき(1989年製作の映画)
2.7
発掘良品第十一弾。発掘良品の中では珍しく、あまり自分には響かなかった作品です(°_°)というのも、タイトルからして部落差別的な問題を取り扱ってるシビアなものと思っていたので、そうではなくちと困惑してしまいました(°_°)

ジプシーとは、ヨーロッパに存在する移住民族をさし、しばしばロマとも呼ばれます。語源はエジプト地方から来たものという「エジプシャン」から訛ったものだとされています。
差別用語なので現在あまり使わないほうが良いかと思われます。

キャストも実際のロマ人であり、ロマ語を駆使されているとのこと。
一人の少年が、一人の娘に恋するが、そこまでにいろんな苦難があるという半ラブロマンス要素があります。その辺が。あまり自分には響かなかったのかなあと感じます(°_°)

確かに主人公はいろいろと失いますが、それに対して暴力などによりごまかします。いくらなんでもそのへんがあまりよろしくないと感じましたので、至って平凡かなあと感じました!

微妙に長いので少し覚悟して見る必要があります。今作に関しては良い点も悪い点もあまり言及できない立場です。

もう少し政治的、文化的なリアリティーをいれてもらえば、勉強にもなったのかなあと感じました(°_°)
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