Hisayo

海に帰る日のHisayoのレビュー・感想・評価

海に帰る日(1986年製作の映画)
3.0
原作はブッカー賞を受賞した同名小説。

妻を亡くした男性が、少年時代にひと夏を過ごした海辺の町を訪れる。

妻を亡くして酩酊しながら生きる現在をブルーグレーな色彩で、ヒリヒリと過ごした少年時代の回想シーンはオレンジがかった色彩で、交互に描かれる。

大きなストーリーの変化はなく、映画上の表現も控えめ。

少年時代の初恋、憧憬、性欲、嫉妬、それらの亡霊に囚われて生きること。
残された者が喪失を抱いて生きること。
みたいなことが描かれているのでしょうか。

私の興味と読解力が足りなかっただけかも知れません。もう一度観たら、違う感想もあるかも知れないです。

ぶっちゃけると退屈で、分かったような分からなかったような映画でした。
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