しょうちゃん

ホテルゾンビのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

ホテルゾンビ(2004年製作の映画)
3.0
迷い込んだ田舎町の不気味なホテルで、
6人の若者たちに襲い掛かる恐怖を描くゾンビホラー。

ホテルで一夜を過ごした6人だったが、
仲間のふたりが変死してしまう。
さらにジョニーが持っていた“幸運の箱”を開けるととんでもないことが起こり始め…。

タイトルとジャケだけを見ると、
とてもゆるいゾンビ映画だと思いきや、
頭部破壊満載のスプラッター映画だった。
6人の若者たちが宿泊した支配人がゾンビだと思いきや、
デヴィッド・キャラダインだったんでゾンビより驚いた。
はっきり言って邦題の意味がよく分からない。
登場するのはゾンビではなく
“幸運の箱”で操るクマン・ソンという悪霊なんだが、
悪霊を操る設定はキョンシーそのもの。
見た目はれっきとしたゾンビである。
弱点は頭部なんで、
頭部破壊の描写は楽しめる。
コメディ要素も用意されているが笑えない。
アメコミ風なストーリーで、
要所要所で陽気なミュージシャンがストーリーの解説してくれる。
保安官役でジェフリー・ディーン・モーガンが出演。
“ブレインデッド”
“スリラー”
“バーニング”の名シーンも用意されている。
エンドロールの歌でストーリーを全部おさらいするという親切ぶり。
しょうちゃん

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