Jeffrey

女の秘密のJeffreyのレビュー・感想・評価

女の秘密(1949年製作の映画)
2.8
「女の秘密」

冒頭、美声の歌手とピアニスト。歌う女、1発の銃声、先生、一命を取り留めた被害者。警察官、容疑者、自白。今、三角関係の物語が始まる…本作はハリウッドの異端児ニコラス・レイが1949年に監督したサスペンス映画で、この度、初見したが、意外に茶番劇すぎて笑った。正直、主演女優のモーリン・オハラの美しさ以外何の印象も残らない。モノクロに映るドレスが美しく、彼女にすごく似合っていた。コミカルの中に女優の演技合戦対決のようなシーンもあってその辺もよかった。演出とかは洒落ているがなんせ、ストーリー重視にして観てしまった自分には微妙に感じてしまった。物語は美声を失い、将来を絶たれた歌手とピアニストと彼らに拾われた歌手の卵の三角関係を描く内容で、ノワールと言うよりか、メロドラマに成功してるような作品。
Jeffrey

Jeffrey