ゆき

囚われの女のゆきのレビュー・感想・評価

囚われの女(1968年製作の映画)
3.6
自己放棄

オープニングクレジットが洒落てる。
夫婦間の嫌味のぶつけ方が軽快で、目で同意する男女の意思表示が美的。
未開拓の自分を発掘して自覚させる存在。愛でも恋でもない、好奇心だけだ。
夢中になってるうちは囚われの身、気付いたら。
余談ですが、「ジルベール」と聞くと、ドラマ「きのう何食べた?」のジルベールが完全に頭をよぎる、今日この頃。笑
フランスの名匠アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督、他の作品も探してみよう~。

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現代美術家の妻は、夫が出品する展示会でギャラリーを運営する青年に心を奪われてしまう。青年のアトリエでとある世に触れ興味を持ち…
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