伊達ロビン

もののけ姫の伊達ロビンのレビュー・感想・評価

もののけ姫(1997年製作の映画)
4.5
24年前にリアムタイムで観たときは衝撃を受け、その後観たときは既視感でこんなだったよねと思い、40超えて観たときは表現の猛々しさを再認識しつつ、勝者のいない結末に、矛盾を抱えながら共に生きていくことを選んだアシタカとサンの姿に強く共感し。

歳に応じて観る度にいろんな思いを起こしてくれる、宮崎駿唯一の時代劇映画、ナウシカの実質的なリブート。

岡田斗司夫さんのYouTubeを観て、この映画の設定のスケールのデカさと科学的な合理性を学びました。日本が大陸の一部だった太古からのつながりの中で、もののけ達が生まれ、人間の進化のもとで消えていこうとしているということを。