キャンチョメ

もののけ姫のキャンチョメのネタバレレビュー・内容・結末

もののけ姫(1997年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

自分が観たジブリ作品の中で、1番日本の原初的な空気を感じる。
であるが故に、今でも日本の山奥には本当にもののけたちが潜んでいるのではないかと、思ってしまう。

2022/08/12 再見
子どもの頃から何度も観てきた。久々に改めて鑑賞。紛れもない傑作。
観るたびに発見があり、視点が変わる。まだ分からない箇所、未発見の良さがあると思うので、気持ち的には5だが、スコアは4.8。
おトキさんがやはり魅力的で、終盤の「生きてりゃなんとかなる」というセリフは昔から気に入っている。エボシを信じ、仲間を思いやり、タタラ場の皆のために動く彼女が言うからこそ、重みが出るセリフ。
アシタカの忍耐と信念の強さが凄まじい。
ヤックルが走る音が心地良い。
エボシ、ジコ坊、ゴンザ、病者の長等々、登場人物各々の思いを想像するだけで、どんどん解釈が広がる。
キャンチョメ

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