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もののけ姫のasahiのレビュー・感想・評価

もののけ姫(1997年製作の映画)
4.8
ジブリパークに行く前にジブリ一気観作戦第7弾

実は生まれて初めて映画館で観た映画。
当日4歳の何も知らない私はおじいちゃんに言われるまま映画館に連れて行かれた。
4歳の私は開始すぐ祟り神で、もうアウトでコダマすら怖かった。
怖い!いやだ!とおじいちゃんに訴え、序盤ですぐ映画館を退出。そのあと地下のフジヤでパフェを食べた記憶。

なので実は大学時代までもののけ姫はトラウマもので、なんなら祟り神的なウニョウニョ、ぐっちょり感が似ているカオナシのお陰で千と千尋もNGだった。

でも大学時代、勇気を出して鑑賞してみると、え?めっちゃ良いじゃん、、となりそれ以降は繰り返し観ている。

確かに今でも祟り神は怖いけど、不気味さ本能的に気持ち悪いと感じるのは祟り神より、戦士たちの皮を被ったジバシリたち。

祟り神の他に、夜になると目が赤く光り不気味な猩々やシシガミ様も怖いし人間に害を与える存在ではあるけど、どれも自然のもので昔から存在しているもともとは善の存在?かは微妙だけど神聖な存在だから、それ以上にそれらを踏み捻り、彼らの死を利用して自分達の利益のためにだけに動く人間の存在の方が気持ち悪く不気味に見える。

その考えでいくと昔から存在しているもの達から見れば、エボシやタタラ場の人達も同じだけど。
だからといって森を資源を削って今ここまでの文明を築いてきたのが人間だから仕方ないことでもあると思う。

もののけ姫には不気味な存在もたくさんでてくるかど、それに対抗できるくらいかわいいヤックルと山犬が最高!
私も山犬にいいこってしたい。
サンもかわいいし。

最終的にはアシタカはタタラ場で生きることを選び、実質サンと一緒に生きる選択をしなかったのは何でなんだろう、、
タタラ場の人達のことは気に入っていたように見えたけど、エボシのやっていることは許せていないはず、、。
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