は〜〜〜大感激。
まさか映画館で見ることが出来るとは思わなかった。
ストーリーも音楽も大大大好きです。
アシタカせっ記が流れてタイトルが出るところからカッコ良すぎて鳥肌......。
子どもの頃みた時は、人間が自然を破壊したせいで森の動物たちが怒っている、自然を壊すなっていう映画だと思ってた。
でもこれは人間たちも動物たちも間違ってない。それぞれ自分たちの正義があって、生きるために全力で戦ってる。異なった正義を持ったものたちが共存することは難しい。人面と獣の身体、樹木の角を持つシシ神様の存在こそが、この世界の共存を表していたんだな。
悪者に感じてたエボシ様も、売られた女性たちを買い取って仕事を与えて、強くてカッコいい女性だった。タタラ場の女性たちもみんな強くて逞しくてカッコいい。
人間たちをみても動物たちをみても、命与えられたものはこう生きるべきだなと思わされるなあ。
最後、でも人間は嫌いだというサンにアシタカが言う言葉が、この映画の一番のメッセージなんじゃないだろうか。
「それでもいい。サンは森で、私はタタラ場で暮らそう。共に生きよう。会いに行くよ。ヤックルに乗って」
お互いの大切な場所で進むべき道でそれぞれ一緒に生きよう。それぞれ異なる正義を尊重し合うことの大切さ...深い。
ビデオしか持ってないので、思わずBlu-rayを買ってしまいました。生き方に迷った時はもののけをみよう。
