LEONkei

さまよえる天使のLEONkeiのレビュー・感想・評価

さまよえる天使(1970年製作の映画)
2.5
天使に過度な期待をしてはならない。

天使に何かをしてもらうのではなく、自分が何をしたいか・何を望んでいるか普段イメージしておく事が大切なこと。

もし天使に出会した時に望みを聞かれ即答出来なければ、天使は去ってしまうかも知れない。

幸せの定義は人其々だが幸せに成りたいと思う気持ちがなければ、天使だって望まない幸せには導いてくれないだろう。

言うなれば常日頃幸せになる為に何をしているか、ただ願っているだけでは天使だって嫌気が差してしまう。

もし仮に天使が人生にプラスになるようなモノを届けてくれる存在ならば、今の自分は天使かも知れない…おっさんはあくまで仮の姿で。

しかしその理由を淡々と書き綴ったものの、小っ恥ずかしく削除した。


この映画の中の天使は貧しい老夫婦の前に現れたはいいが、一体何をして良いのか分からず露頭に迷う天使だった。

ジャマイカの労働歌〈バナナ・ボート〉で世界的大ヒットさせた歌手〝ハリー・ベラフォンテ〟と、老夫婦のアパートを中心に三人芝居のような作品はココロがふわっと暖まる。


彷徨える天使は貴方のそばにいて、幸せにしようか迷っているかも知れない..★,
LEONkei

LEONkei