GaPTooth

ザ・ビッグ・ツリーのGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・ビッグ・ツリー(1952年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

西暦1900年。
合衆国議会が通した法案が、ウィスコンシンの若者(ジェームス・フェロン林木会社の社長)に林業での金儲けを決意させた。

カリフォルニア北部の森林地帯の巨木を巡る物語。

杉の巨木は、その土地に住む敬虔なモルモン教徒にとっては「聖書」の歴史と重なる、樹齢四千年(1952年当時)の[神聖な巨木]であり、神の創造力の永遠の証。

伐採されることなど考えられないが、『土地管理人は、125ドルの申請料で、いかなる申請も受理すること』という法律の前には太刀打ち出来ない。

フェロンは申請料を払い申請書にサイン。合法的に土地を自分のものにした上で、巨木を含む森林を伐採して金儲けをしようとするが...

あかん!火を点けちゃダメだよぉ!チャドウィックさんよぉ~!
モルモン教徒は、手段を選ばないのか。
フェロンの申請書を通さない為に、申請書を家ごと燃やしちゃうなんて酷い。しかも猫のトムのせいにするなんて!

ついに!「フェロン社は、土地開墾の権利を有する」という内務省からのお達しが届き、クレンショー判事にもユコン保安官にも手も足も出せず。
フェロンは、自由に伐採が出来るようになっちゃった。

フェロンを嵌めるために、伐採した木がエルダーの家を破壊するように画策し、フェロンをエルダー殺しの犯人として逮捕させようとするなんて酷すぎる。

執拗にフェロンの命を奪おうと付け狙う奴らもいて、そりゃ大騒ぎさ└(゚∀゚└) (┘゚∀゚)┘ワッショイ!

結局は、愛と情がフェロンの良心に働きかけて法律を凌駕した。

所有DVDの字幕では、ジェームス・フェロンになってるし、モルモン教徒になってるo(^o^)o
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