スティーヴンスの中で、特にすごくよくできてる映画、とかそういうことではないと思うんだけど、私は見てほんとによかったなと思う作品。
普遍的な理想(つまり嘘)として、良く出来てる。
主人公演じるキャロル・ロンバートはルビッチ映画などでコメディエンヌとして知られているけど、本作では誠実な看護士で、死に至る流行り病に罹った子どもらのために隔離された小児病棟に残り献身的に働く。
そして、そんな彼女の様子にいろんな人が心動かされる。
彼女の妹の話も良く出来てる。現実ではこんな風に報われちゃいけないけどね。
献身的過ぎるのはあぶないだろ、と思いつつもあの環境で、同じ立場だったら? と考えたりした。
ともあれ、アメリカのええとこ詰まってる作品って私は思った。
みんながふつうにこの映画をみやすいような環境が整ったらええなー