糸

セブンス・コンチネントの糸のレビュー・感想・評価

セブンス・コンチネント(1989年製作の映画)
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着実に死に向かっているはずなのにあまりにも生に満ちあふれた日常に戸惑う。ハネケはインタビューで「説明は行為のもつ力を矮小化する」と語っていたが、この発言こそが作品理解を促す「説明」になってしまっているというジレンマをみた。そこにある行為をただ行為としてのみ受け取ることって人間には不可能ぽい。
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