このレビューはネタバレを含みます
自分の考えも割と主人公の妹と同じで、「ただ食べればいいのに何故それが出来ないのかが分からない」という気持ちになってしまうけど、拒食症の当事者にしか分からない葛藤や、はたまた自分でも何故食べられないのかが分からないと感じている人も居るんだなと勉強になった。
干からびたような自分を第三者目線から見て、よくやく"自分で"生きるために食べられるようになりたいと思えた主人公。
こうなるキッカケもまた、きっと本人にしか分からないし、当事者それぞれによって異なるんだろうなぁと思う。