心のカルテという邦画のタイトルのみ見てて、ラストシーンで「to the bone」
と出てきて、うわあってなった。
これは邦画のタイトルが追いついてない感じするなあ。
私あるあるで適当にネトフリを漁って見つけた作品。
拒食症のリアルをこんなに感じる作品とは思わなかった。そっかこんなに辛いんだ。って初めて知った。私なんて食べることが好きすぎるから、あまりに無縁すぎる病気なんだけど、
誰しもなり得るんだとは思う。し、理解できないからこそ、なんで?なんで食べれない?って思ってしまった。
リアルを見て結構うってなる感じだったから、きつい人にはきついかも。
なんでエレンが拒食症になっちゃったのか、どういう絵を描いてどれほど有名なのか、そこらへんの描写があんまりなくて、ちょっと、ん?ってなるところが多々あったかな。
とにかくリリーコリンズの演技がすごいし、細すぎるし、
あの医者はいい医者なのかどうなのか。
「医者」という役職くくりでみると、悪寄りなのかも。でも「人」というくくりでみると、人間味があって、ある意味一番患者に寄り添ってるんじゃないかって。人ごとではなく、事実を素直に述べてくれる、誰もが言えないことを代弁してくれてる等身大な医師だなあ、と思った。私は好き。
めちゃくちゃおすすめな映画ではないけど、こういうふうに戦っている人が現実にもたくさんいるんだということを知れたいい機会でした。