潜水艦からの脱出系サメ映画。
宇宙からの飛来した謎の物質によりサメが凶暴化し、潜水艦クルーを襲う。
サメは恐怖の対象として登場はするが、メインは潜水艦からの脱出でありサメはスパイスのひとつに過ぎない。
潜水艦が浮上するシーンやサメが泳ぐシーンは恐らくどこかから引っ張ってきたのだろう、資料映像が散見される。
それもありサメに襲われるシーンはサメが映っている画と襲われた人の画が激しく交互に切り替わり、何が起きているのか分かりづらい。「あぁ食べられたんだろうな」と雰囲気で感じ取るだけである。
最後に至っては謎の飛来物を回収する為に突如宇宙人が現れ、そのまま映画は終わる。ラストシーンだけ世界観が異次元である。
何とかちゃんとした作品を作ろうという心意気は伺えるが、一本の作品としては正直あまり面白みは無い。