久々にマカロニウエスタンの個人的なトップ10を塗り替えるほどの傑作。
牧師の格好に扮して自称ロシア公爵を名乗る胡散臭い強盗をフランコ・ネロが演じ、
脱獄したけれど色々あってエル・サルバドルと偽ることになったこそ泥がイーライ・ウォラックが演じ、
なんか妙に喧嘩が強いジャーナリストねーちゃんをリン・レッドグーレヴを演じるという
キャラクター造形からして最高だし、奇妙な三つ巴ものだった。
金を巡る騙し合いが本作の特徴だけれども、登場キャラの騙し合いのマカロニウエスタンは多くあるが、メキシコ革命を舞台にした本作は、メキシコ革命や死者の日まで欺くというところが面白く、なおかつ話もたまに流れる音楽もコメディっぽい作りなので笑いながら見れた。
特に死者の日に激しい銃撃戦が行われるとか最低(褒め言葉)すぎるし、しかも死者の日に髑髏爆弾投げるし……全体的に楽しく見れた