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キャッスル・フリークのMoviePANDAのレビュー・感想・評価

キャッスル・フリーク(1995年製作の映画)
2.5
『スマホもパソコンも無い時代…レンタルビデオの判断基準。それはジャケだった!』
監督は“死霊のしたたり”のスチュアート・ゴードン。

何たって保育園の頃からホラー映画が好きなボク。とにかく観まくってました!小学校1年の時、父に本屋さんに連れられてねだった本は…『ホラー映画大百科』(´∀`*)

ハイっ!というわけでそんなホラー好きなワタクシでもトラウマなホラーは何本かございまして、この映画もその中の1本です。

このレビュー脇のBlu-ray版のジャケットなら、多分この映画を借りる事はなかったと思います。が、当時のレンタルビデオ版のジャケットはもっとグロそうで、さらに『肉を……新鮮な人肉をくれ!!』というキャッチコピーだったもんで、すっかりゾンビものなのかと思わされ借りたのでした。

さて、その結果は… この映画のタイトル、それはキャッスルフリーク➡城の異形。城に閉じ込められてた奇形が解き放たれてというお話。これ、確かにホラーといえばホラーなのですが、ものすごくせつないお話でございます。モンスターホラーと見る向きもありますが、子供の頃から監禁されていた理由や、無知ゆえの行動が残酷ながらやはりせつなく見えるんです。観たことある方なら知ってるかもですが、娼婦とのシーンは描写的にはかなりの衝撃!それでも“彼”には同情してしまいます。そういった部分でホラーを期待して観た分、ものすごく重くのしかかるお話でした。彼の陰部にモザイクがかかっているのもトラウマ度を高めている理由やも(゚д`*;)!?
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