こぅ

二つの顔の猟奇的な彼女のこぅのレビュー・感想・評価

二つの顔の猟奇的な彼女(2007年製作の映画)
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最新作、【コンフィデンシャル】が高く評価されたイ・ソクフン監督による、
日本未公開の【ラヴ・コメ】。

まりくりの4回連続鑑賞で4回泣いた、あと100回は観たいと言わしめた伝説の満点オススメ作品鑑賞の巻〜。


大学7年生のクチャン(ポン・テギュ)は、ある日財布を拾ったことから持ち主のアニ(チョン・リョオン*)と出会う。
次第にアニに惹かれていくクチャンだったが、アニには秘密があった…。


・脚本/演出/韓流との壁⁈
邦画も クラシック名画 は別格として、近作は韓流に少し追いついてきてる印象はある(依然勝ってはいないが)。
本作も日本でリメイク、いや、元々国産で有っても不思議じゃない、笑いあり涙ありの 安定/王道ラヴコメ だ。
日本リメイクあるならキャスティングは、若い頃の 蒼井優と森山未來 にお願いしたいところ。
大ヒットに便乗した邦題、猟奇的・・・
安直な[邦題でネタバラシあかんやん!]と
クレームつけたかったが、原題もそんな意味合いで、、それにはそれ以上の 見せ場/隠し玉 がある、自信の証 だろう。
序盤で、伏線 を挿入しているのは抜かり無い、こういった人格モノは、本作の前半まで然り、定番パターンしかないが、その範疇内で、逆手に取った脚本/ツイストのアイデアは流石やん!
前半は定番パターンを演出や演技力でカバーしている。
とは言え、
日本よりもやはり脚本や演技に 突き抜け感 はある←これはお国柄か⁈
ツイストを露呈させた中盤からラストは何となく読めちゃうし、終盤は、も少し詰めて一直線で良かったと思うが、やはり 幻想的なクライマックス や纏め方と着地は上手いな〜!!
【◯奇的な◯女】+【私の◯の◯の消しゴム】+【バ◯フライ・◯フェクト】をブレンドして割った作品で、後味悪く無いのも好みだ。
↑の3作が好みなら観て良いだろう。


*チョン
https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcRLgWuSLwQW-IloBgRdAftKsMRcezhrXTs_IQ&usqp=CAU
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