Adele

雲流るるはてに/雲晴れるまでのAdeleのレビュー・感想・評価

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ジュディ・ガーランド出演だから、バリバリのミュージカルかと思ったら、全然違った!

ショウボートの作曲家、ジェローム・カーンの伝記ものだった
ジェローム・カーンといえば、1920、30年代のミュージカル作曲家で有名だが、自身はそちらよりも、大好きなフレッド・アステアの曲の方で知り、カーンがショウボートの作曲家だというのは後々知りました

また、本作はカーンの伝記ものだが、自身、その世代を少しでも知ってる人間ではないし、彼についての本等も読んだことがないので、どこまで事実に基づいて製作されたのかは正直不明
ただ、当時のミュージカルや音楽業界で有名だった人物も出てくるし、ジュディ・ガーランドに関しては、当時のミュージカルスター、マリリン・ミラー役です

伝記ものにしては、さほど波瀾万丈ではなく、わりと穏やかに進んでいくため、途中、少し眠気に襲われてしまいました

しかし、これを機に、ジェローム・カーンが作曲した曲でフレッド・アステアの曲以外でも聴いてみようと言う気になり、そういった意味では、当時の音楽が好きだったり、興味がある方にはわりと良い作品だと思います
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