まるのすけ

血槍富士のまるのすけのネタバレレビュー・内容・結末

血槍富士(1955年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

心温まる前半から急激に血生臭くなるクライマックス。
家来の手柄が主人の手柄になるのはおかしいと武士社会に疑問を持っていた若様。自身が死ぬ事で初めてそのまま家来の手柄になる皮肉。
泥と血と酒に塗れた立ち回りは圧巻。
持て囃されても主人は帰らない。権八の背中は小さくなる。