「ボッカチオ」に続きイタリアの巨匠達のオムニバス。個人的には「ボッカチオ」の方が好きですが、この作品も好き。
ローマの街の市民たちの恋や悲しさや出会いや別れ、都会に生きる人々の様々な愛の形をオムニバスで撮っている作品。
1章「お金で買う愛」
カルロリッツァー二監督
娼婦たちにインタビューしていく話、たったそれだけです。「少しの愛で救われる」
2章「自殺未遂」
ミケランジェロアントニオーニ監督
このオムニバスの中でも画がすごい良かった。話は、恋人・旦那と別れて自殺未遂をする女性たちの話。「人生の善し悪しを経験すべきである」
3章「3時間のパラダイス」
ディーノリージ監督
この話はとても楽しく、音楽が特に素敵でした。
4章「結婚相談所」
フェリーニ監督
おとぎ話のような内容で可愛らしい話でした。また、最初の方の画も良かったな。
5章「カテリーナの物語」
フランチェスコマゼッリ監督
悲しく切ない話、母と子の話です。
6章「イタリア人は見つめる」
アルベルトラトゥアーダ監督
サイレントなんですけど、なんかもう題名の通りで可愛いらしいっちゃ可愛いけど女からするとね‥(^^;;