sayana

セクレタリーのsayanaのレビュー・感想・評価

セクレタリー(2002年製作の映画)
3.0
これが本当の放置プレイ。なんか凄いものを観てしまった気がする。ちょっと収拾がつかないですね。BDSMを描いた数少ない作品らしい。
リーが自傷行為に用いる道具がファンシーなステッカーの貼られた箱に入っていて、何とも言えない狂気を感じた。
ジェームズ・スペイダーの闇感がすごい。ずっと無表情だし本当氷みたいだった。
自傷行為について何も知らなかったけど、「内面の傷を体に負わせることで癒えていくのを見て安らぐ」っていうセリフで何だか少し理解できた気がした。性癖ってそんなに単純に片付けられるものではなく、過去の苦しみとかトラウマから来ていたりして、思ったよりも複雑なんだなって思った。知らんけど。
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