ジェット・リーの隠れた傑作!
実在した武術家、方世玉(フォン・サイヨ)シリーズです。
ジョセフィーン・シャオ共演。
正義感が強くカンフーが得意な方世玉は、ひょうきんでカンフーの達人の母親と、人格者の父親がいた。彼が住む村で婿取り武術トーナメントが開催される。色々あった末に美人のお嫁さんゲットの方世玉だが、反体制組織「紅花会」のメンバーだった、父親が朝廷の提督に誘拐される。
怒りに燃える方世玉は、父親救出の為組織に戦いを挑む!
ジョセフィーン・シャオは、トンデモお母ちゃんで、ギャグを連発します。ジェット・リーの影が薄くなるくらいの存在感!
お母さん自身が男装して、シベール・フーに惚れられる展開すごい!
そして、まさかのコロッケの例の顔芸も披露!!😆
このキャラクターは、ジャッキー・チェンの『酔拳2』のアニタ・ムイが演じた、ひょうきんお母ちゃんに影響与えてると思います。
婿取り大会の場面は、爆笑必至でジェット・リーの映画としては、かなりコメディ寄りの作品です。
花嫁役は、『天使の涙』のミシェール・リー、母親役は『大福星』のシベール・フー、
そして宿敵九門提督を演じるは、のちにワンチャイシリーズの後継者となる、チウ・マンチェク!とても豪華なキャストです。
ジェット・リーのカンフーも、キャリア最高潮の頃だったので、もうキレキレ!!
ジェットVSマンチェクの決闘シーンは、新旧ウォン・フェイホン対決になりました。
『バーフバリ』に継承された、ジェットが大量の矢を放つシーンなど、後年のアクション映画にも影響を与えた作品です。
DVDも廃盤になってしまい、なかなか配信にもならないので、見る機会が無いかもしれないけど、ジェット・リーの作品ではかなりの傑作です!😊