実家にあった思い出映画弾7弾。
中国では有名らしい方世玉という人物の若かりし頃を描いたシリーズの1作目。
とにかく前半部分はコメディ色が強く、同じ辮髪(ラーメンマンみたいな髪型)ということもあり、ワンチャイシリーズのセルフパロディもやらかすし、女装や変な歌も披露しちゃう。
そしてジェット・リーよりも目立ってるのがお母さん役の人!カンフーは方世玉より強いのにちょっとアホでお茶目すぎるし、変顔しながら食事するシーンは爆笑!でも旦那さんには滅法弱くて詩を詠まれるとメロメロになる可愛さもあったりするのがイイ!
後半は多少シリアスになるものの、アクションシーンもちょっとコミカルな感じ。といってもお馴染みのワイヤーアクションはさすがのクオリティで、特に縄を使ったアクションや、狭い地下での戦いはなかなか面白い。
ストーリーはイマイチで、前半のコメディ部分が長くてダレるけど、ハリウッド以降ではなかなか観られないジェット・リーのコミカルな一面を見たい人にはオススメ。