にっきい

墓地裏の家のにっきいのレビュー・感想・評価

墓地裏の家(1981年製作の映画)
3.0
金髪美女のおっぱいが見れます。即殺されるけど。

大昔にルチオ・フルチ監督作は沢山見たので多分1度は見てるはずだけど、内容は完全に忘れてた作品。
ホラー秘宝まつりで上映あったので初劇場鑑賞してきました。

家の中に墓石がある話し。
墓地裏どころか家の中にまで墓あるんだから、そらそんな家住みたくないですよね。
立地的にオバケもゾンビも出放題だと思ったら、かなり変化球できました。
ニューヨークの学者ノーマンは、自殺した前任者の研究を引継ぐ為に田舎町に引越してきた。
息子は写真の少女からその家に入ってはいけない、と言われたとほざくのだが、母親は夢でも見たんだろうと取り合わない。
その家には扉が打ち付けられ入れなくしてある地下室があって…、って話し。
勿論地下室に秘密があります。
実はこの家100年くらい前にフロイトシュタイン医師(字幕は違う名前だった気がするけど、ネットで調べるとこの名前)が禁断の実験をしていた家らしい。
と言う事でフロイトシュタインさんが人を殺してその細胞をどうにかして自分が生きながらえてるらしい。
今作登場人物が少ないので犠牲者も少ないからテンポが悪い。
しかもフルチ爺さんって伏線回収とか下手、と言うか最早回収する気が無いので意味ありげな言動をしてた人がストーリーに絡まなかったり、血で汚れてる床を掃除しているベビーシッターを見て奥さんが「何してるの?」と聞くと、「コーヒーをどうぞ」と会話が成り立ってなかったりめちゃくちゃ。
冒頭空家だったこの家に忍び込んでおSEXをしたカップルや、主人公たちが引越して来て最初の被害者の不動産屋のおばちゃんとか、フルチ爺さんにしては殺され方にグロが足りません。
何処にそんなに血が入ってたん?ってくらい血糊の量は凄いけど。
このままグロ控え目かと思ってたら、そこから後の人たちは結構グロい殺され方してました。
しかしフルチ爺さん、屍体たらけの地下室に子供閉じ込める演出とか、どんだけ鬼畜やねん。
前半ポルターガイストみたいな物音や啜り泣きが聞こえるだけで何も起きないから退屈だし、後半は伏線無視で人が殺されていくし、知らずに観たら意味不明の駄作に感じるかも知らないけど、これがフルチ爺さんの作風なので何作か観て慣れてる人ならそこそこ楽しめる…かも?

これ観た前日の映画の幕間に食べた夕食"そば御膳"は、天ぷらそばとご飯とお漬物。
この日幕間で食べた朝昼兼用の食事は、ハーフサイズの焼きそばとお好み焼きにおにぎり2個とお味噌汁の付いたランチ。
炭水化物をおかずに炭水化物を食べると言う、関東の人からすると信じられないようなスタイル。
でも関西ではこれが普通なんです。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2022年8月21日
鑑賞回:19:05〜20:35
劇場名:アップリンク京都
座席情報:スクリーン4 E-5
上映方式:2D 字幕
レーティング:G
上映時間:89分
備考:ホラー秘宝まつり
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