チッコーネ

墓地裏の家のチッコーネのレビュー・感想・評価

墓地裏の家(1981年製作の映画)
2.5
凡百ホラー映画の中でも、鮮血/グロ描写に一歩踏み込んだこだわりを感じるのは確か、特に本作では、個性が無駄なく表出している。
ご自慢はかなり自然に血糊が噴出する、首元の薄い特殊メイクだろう。
ただ個人的に、脚本や編集が不自然なホラー/サスペンスに好感を抱けないので、この監督は信用できない。
本作でもやっぱり、粗が目に付いた。
減点対象は子守のアンで、後半の殺られぶりと前半の不穏な行動の整合が図られていない。
撮影や編集の段階でキャラ変更を強いられたのか、そうでないなら、演出が雑過ぎる。
ヒロイン役の女優はアジャーニ似、レイヤーの入ったディスコドールカット大好き。