日本の悲劇のhmsugaのレビュー・感想・評価

戦後の世相を背景に描く歪んでしまったファミリードラマ。終戦から8年、戦争で家族を失い多くの日本人は貧しく苦労していた時代背景がよく描かれていた。
ラストは切なすぎる、
好きな題材ではなかったが見応えはあった。過去の無声のフラッシュバックシーン等、木下監督の演出のうまさが際立っていた。

Ps:昭和28年の熱海の街並が凄い、貴重なフィルム。
ps:佐田さんの湯の町エレジーが良かった。